ブラウン94Mと92Mの違いは刃の性能。互換性あり

ブラウンの替刃F/C94MとF/C92MはProLiftトリマーと呼ばれる刃に違いがあります。

ProLiftトリマーとはF/C94Mに搭載されていて、寝たヒゲを持ち上げてカットするため、剃り残しが減少しやすい特徴があります。

  • ProLiftトリマーはシリーズ9 Pro/94Mで搭載された新刃で、寝たヒゲを効率的にカット
  • 寝たヒゲの剃り残しが気になる方や、さらに深剃りしたい方には94Mがおすすめ
  • 92Mでも十分な深剃りができるが、クセ毛や寝たヒゲが多い方はProLiftトリマーの有無で差を感じやすい
  • 94M・92Mともにシリーズ9で広く利用できるが、型番ごとの対応関係と推奨は要確認
  • F/C94Mの替刃はF/C90B F/C90S F/C92B F/C92S F/C92Mの替刃を使っている機種と互換性あり

F/C92MとF/C94Mの替刃に対応した機種はブラウン替刃互換表より確認できます。

ブラウン94Mと92Mの違い

  • 94Mは「シリーズ9Pro」世代から採用された最新設計の替刃です。従来品よりも面積が約35%広く、約30%薄型になり、「ディープキャッチ網刃」で深剃りと肌当たりの向上を図っています。またProLiftトリマーと呼ばれる新デザイン刃が中央部に装着され、寝たヒゲのカット性能を強化しています。
  • 92Mは従来のシリーズ9向け正規替刃で、以前の定番モデル(92S・92B型番)と構造や装着互換性はほぼ同じです。ただしProLiftトリマーは非搭載です。
項目94M92M
メイン対応シリーズ9・9Proシリーズ9
特徴幅広・薄型、ProLiftトリマー搭載標準的な網刃構造
対応機種例9030s〜9499s, 9450cc, 9470cc等9290cc, 9320s, 9390cc等
生産・流通今後の主流・供給安定縮小傾向・入手困難化中
深剃り力とても強い十分だが現行比で下位

ProLiftトリマーとは、ブラウンシリーズ9 Pro用替刃(94M)に新しく搭載された「中央カッター」のことで、寝たヒゲや剛毛を持ち上げてしっかりカットする最新技術です。

これにより、一度で深剃りできる効率性と、“剃り残し”の低減が実現しています。

ProLiftトリマーのメリット

  • 寝たヒゲを持ち上げてカットするため、剃り残しが減少しやすい
  • 一度で深く剃れる効率向上
  • 肌への接触圧が分散されやすく、なめらかな剃り心地

ProLiftトリマーがない場合(=従来の92M)

  • 基本的には剃り味や深剃り性能は高いが、寝たヒゲやクセ毛のキャッチ力はやや劣る
  • 剃り残しが発生しやすい場合や、再度剃る回数が増えることも

特にもともとヒゲが寝やすい、クセのある方ほどProLiftトリマー搭載(=94M)の恩恵は大きく感じやすいです。

94Mと92Mの共通点・特徴

  • どちらも「シリーズ9」用の純正替刃で、網刃・内刃一体型カセット仕様です。
  • 両モデルとも18ヶ月ごとの交換が公式推奨です。
  • 公式にも「ほとんどのシリーズ9でどちらも取り付け可能」と案内されています(詳細後述)。
  • 網刃の細かさや着脱構造は基本同じ。
  • 深剃り・肌へのやさしさなど、ブラウン独自の高性能を両方とも実現しています。

ブラウン94M・92Mの互換性

  • 94Mと92Mは互換性があり、シリーズ9の多くの機種でどちらも使用できます。
  • 公式でも「94Mは92Mの後継」と明確に案内があり、従来機種の92M指定型番にも94Mを使用可能です。
  • ただし、ProLiftトリマーの分だけ94Mを推奨する新機能重視モデル(=シリーズ9Pro)は94Mを原則推奨となります。

94M・92Mはともにシリーズ9で使える?

両方ともブラウンシリーズ9で使用可能です。

  • 94M=シリーズ9 Pro/最新シリーズ9推奨ですが、従来シリーズ9にも基本的に装着・使用できます。
  • 92M=旧シリーズ9純正替刃ですが、シリーズ9 Proにも互換性がある“後継”の立場です。

ただし、ごく一部のモデルで推奨が異なることがあるため、事前にご自身の型番と替刃の対応表確認は必要です。

f/c94m 対応機種

F/C92MとF/C94Mの替刃に対応した機種はブラウン替刃互換表より確認できます。

主な対応機種:

  • 対応機種 BRAUN (シリーズ9)
  • Series 9 Type5790
  • 9030s 9050cc 9070cc 9075cc 9090cc
  • 9250cc
  • Series 9 Type5791
  • 9040s 9080cc 9093s 9095cc 9240s
  • 9242s 9260s 9280cc 9290cc 9291cc
  • 9292cc 9293s 9295cc 9296cc 9297cc
  • 9299s
  • Series 9(S9) Type5792
  • 9320s
  • Series 9 (S9)/Series 9 Pro (S9Pro) Type5793
  • MBS9 9310cc 9320s 9325s 9330s
  • 9359s 9340s 9345s 9350s 9355s
  • 9360cc 9365cc 9370cc 9375cc 9376cc
  • 9380cc 9381cc 9384cc 9385cc 9390cc
  • 9395cc 9399cc 9399s 9410s 9415s
  • 9417s 9419s 9420s 9425s 9426s
  • 9427s 9450cc 9455cc 9457cc 9460cc
  • 9465cc 9466cc 9467cc 9469cc 9470cc
  • 9475cc 9476cc 9477cc

f/c92m 対応機種

F/C92MとF/C94Mの替刃に対応した機種はブラウン替刃互換表より確認できます。

主な対応機種:

  • 対応機種 BRAUN (シリーズ9)
  • 9390cc 9384cc 9381cc
  • 9370cc-SP 9365cc 9360cc 9350s
  • 9345s 9340s 9320s

94Mと92Mのデメリット・メリット

94Mのメリット

  • 幅広&薄型の進化デザインで一度の深剃り効率良好
  • ProLiftトリマー搭載で寝たヒゲもしっかり剃れる
  • 今後の供給・入手性が良好

94Mのデメリット

  • 新しい分、価格がやや高くなる傾向
  • 古い機種では純正指定が92Mの場合も

92Mのメリット

  • 標準的な網刃と高い実績、価格も比較的手ごろ
  • 旧機種との適合率が高い、交換しやすい

92Mのデメリット

  • 生産縮小や入手困難な局面が増えてきている
  • ProLiftトリマー非搭載で最新の性能ではない

どっちがおすすめ?

  • 94Mがおすすめな人
    • シリーズ9Pro、または最新旧両対応機種を長く使いたい方
    • より深剃り重視・寝たヒゲ対策重視の方
    • 今後も替刃の確保を安定させたい方
  • 92Mがおすすめな人
    • 旧型シリーズ9を使用中で、従来の剃り心地をそのまま維持したい方
    • コスト重視&入手ルートが確保できている方

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